自らこげる「自走式」、介助者に押してもらう「介助式」、外出時に使用できる「電動式」などがあります。また、リクライニングタイプやモジュールタイプなど細かくタイプが分かれています。
お尻にかかる圧を和らげるためのクッションや、座位を安定させるためのサポートクッション、車いすに装着するテーブルなどがあります。
・長時間車椅子に座る方
・座位が安定しない方
2モーターや3モーターがあり、電動で頭部や背中を起こしたり、高さを調節することができます。自力で起きることが難しい方の起き上がり、立ち上がりなどをサポートします。足の部分を上げることでむくみの予防もできます。
・自力での起き上がりが困難な方
・立ち上がりが困難な方
ベッド柵やベッドサイドテーブル、マットレスなどがあります。ベッドから転落することなく安心・安全にベッド上で過ごせるようにするものです。
・転落リスクのある方
・ベッド上で食事などをされる方
エアーマットなどで体圧を分散し、体の一部分にかかる圧力を軽減することで床ずれ(褥瘡)を予防します。
・自力での寝返りが困難な方(床ずれのリスクのある方)
エアマットにより自動で体位変換ができるものと、介助者により体位変換をするものがあります。体位変換器を使用することで簡単に体位を変えることができ、介助者の負担も軽減されます。
・寝返りができない等、自力で姿勢を変えることが困難な方
ベッドや布団の横、トイレなどに設置することで、立ち上がりなどをサポートします。動線上に設置すれば歩行補助にも。また玄関やポーチに設置可能な屋外用もあり、安全な外出をサポートします。
・立ち上がり、歩行、姿勢の変換時に転倒・転落のリスクがある方
・動作時の身体的負担を軽減したい方
車いす・歩行器使用時の段差悩みを解決できるアイテムです。
スロープがあることで、玄関や縁側等の出入り時も安全かつスムーズに移動できるように。
また、屋内用の小さなスロープ(敷居に設置するなど)もあります。
・車いすや歩行器を利用されている方
・玄関から出入りするのが困難な方
・小さな段差に躓く方
両手で支え押しながら歩く福祉用具です。使用することにより歩行時のふらつきを軽減させます。自動車に積みやすい軽量コンパクトなものから、体をあずけて安定した歩行姿勢を保てるものまで様々な種類があります。
・歩行時に転倒リスクがある方
・下肢に痛みや筋力低下がある方
歩行を補助するための福祉用具です。四点支持杖や松葉杖など、利用する方の状態にあわせて様々な種類があります。
・歩行時に転倒リスクがある方
・下肢に痛みや筋力低下がある方
認知症の方が自宅や自室などから一人で出てしまった際に、家族や介助者に知らせるものです。また、ベッドから起き上がったことを感知するセンサーなどもあります。
・認知症で比較的活動量のある方
・徘徊の心配がある方
「床走行式」、「固定式」、「据え置き式」の大きく3種類のタイプがあります。移乗や移動が自力では困難な場合や、介助者一人では移乗や移動が難しい場合に使用する福祉用具です。
・大きな段差があり、車いすのままでは家屋内に入れない方
・ベッドから車いすなどへの移乗が困難な方
・自室から浴室などへの移動が困難な方
尿又は便が自動的に吸引されるもので、だれでも簡単に使用でき、介助者の負担も軽減されます。
・トイレに行くことが困難な方
・オムツ交換による介護負担が大きい方
・自力での歩行が困難な方
・歩行時転倒リスクのある方